岡田武史の著書「岡田武史の考えるサッカー」
岡田武史監督の著書に「岡田武史の考えるサッカー」があります。どちらかというと少年向けの書籍ですが、サッカー教本としても内容が優れており、非常に分かりやすくかつ気軽に読むことができます。
何もサッカーは、ベッカムのフリーキックやキラーパス、スーパーゴールだけではないはずです。楽しみ方の一つとしては良いでしょうが、肝心のサッカーの技術や戦術、さらには選手自身のメンタルケアなど、試合や練習を含めて選手は何をすべきか等々、「現場のサッカー」を知ることができます。
サッカーが上手くなるにはどうすれば良いか?
プレッシャーに打ち勝つために何をすべきか?
そもそもプロフェッショナルとは何なのか?
サッカーに関する様々な考え方のヒントが随所に鏤められており、とても参考になる一冊です。
この本は、未来の日本サッカー界を支えていくであろう子供たちにこそ読んでもらいたいものです。いわゆる「気合」とか「根性」などの精神論だけではなく、キチンとしたコーチングや正しいやり方を理論的に身につけつつ、何より楽しみながら、サッカーが上手くなるための本であると言えます。
ただ一つ問題があるとすれば、発行されたのが1999年とかなり古く、なかなか手に入らづらいことでしょうか。図書館などに置いてある場合は借りるか、あるいは古本屋さんを回るか、もしくはAmazonなどのネットショップを利用すると良いでしょう。
スポンサードリンク
スポンサードリンク
岡田武史の著書「指揮官・岡田武史」
岡田武史氏を扱った著作の書籍の一つに「指揮官・岡田武史」があります。この本は、朝日新聞スポーツ面に連載されていた「岡田武史の301日」を単行本化したもので、岡田氏がコンサドーレ札幌の監督として指揮をとっていた頃に出版されました。
茨の道を歩むことになった指導者の胸の内に、著者である朝日新聞のサッカー担当記者が熱く迫るもので、岡田氏へのインタビューと朝日新聞記者である著者の取材の足取り・思いなどを重ね、当時を振り返ったものとなっています。岡田氏の考えや現地の様子などがリアルに伝わる本です。中でも、あまりに急と言える代表監督就任の要請に呼応し、にもかかわらず日本サッカー史上初のワールドカップ出場という快挙へのプロセスは、何度読み返しても色褪せることはありません。
その一方で、監督「岡田武史」としてのみではなく、知性や家族愛とか「人間・岡田武史」としての魅力にも肉迫しています。目印は、表紙のジャージ姿の岡田氏です。スーツよりもジャージが良く似合う人です。メガネとともにトレードマークのようなものですね。
少々古い本で本屋さんでは見つけにくいかも知れませんが、当時を懐かしむことのできる数少ない書籍です。